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玄界灘と有明海に面する　佐賀県のエリア情報

独自の伝統文化と日本の原風景ともいえる自然とが共存している佐賀県は、
日本有数の「陶磁器」の生産地として、また多くの温泉地をもつリゾート地
として、そして悠久の時を感じさせる古代遺跡がある場所として全国的に
知られているエリアです。

日本海と有明海に面しており、天候は年間を通して比較的温暖です。「ムツゴロウ」
などの珍しい生物が育つ豊かな自然が魅力です。夏は日本海側の海水浴場で
海水浴やバーベキューを、冬は「背振山」でスキーやスノーボードを楽しめる
レジャースポットが多いこともよく知られています。

日本を代表する「陶磁器」の生産地である「有田」・「唐津」・「伊万里」など
があり、数多くの窯元が県内に点在しています。陶磁器に関するイベントが
年中開かれており、釜焼きを体験したり、カフェで「伊万里焼」のカップを
自分で選んでコーヒーを飲んだりできるなど、「陶磁器」を身近に楽しむ雰囲気に
満ちています。

また「嬉野」・「古湯」・「武雄」など多くの温泉地があるのも大きな特徴の1つ
です。温泉めぐりや足湯を楽しめる施設が多く、県民だけでなく観光客の癒しの
場所として変わらぬ人気を保っています。

全国的に有名な史跡も数多くあります。日本最大級の弥生時代の「環濠集落跡」
である「吉野ヶ里遺跡」では、住居跡や高床式倉庫群・田畑跡など弥生時代の
日本人の生活様式を見学できる上、当時の衣服を身にまとって生活を体験できる
施設もあります。その他、「豊臣秀吉」が「朝鮮出兵」の際に築城した「名護屋城」
跡や、唐津湾沿岸に約5kmに渡って伸びる日本三大松原のひとつ「虹ノ松原」
なども見ごたえ十分です。「名護屋城」跡など歴史的価値のある史跡には毎年
多くの観光客が訪れています。