玄海灘と唐津焼のまち唐津市
唐津市は佐賀県の北西部に位置し、東西約36キロメートル、南北約30キロメートの佐賀県全体面積の約20%を占めています。隣接市町では、佐賀市、伊万里市、多久市、武雄市、東松浦郡玄海町、福岡県の糸島市に接しており、伊万里湾を隔てて長崎県の松浦市、玄界灘を隔てて長崎県壱岐市があります。
唐津市は伝統工芸「唐津焼」が全国的にも大変有名です。「唐津焼」は桃山時代から続く古い歴史があり、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、朝鮮陶工を連れて帰り、その技術を取り入れたことで唐津焼は生産量を増していきます。また唐津港から積み出され、京都・大阪をはじめとする西日本に広がり、焼き物のことを総称して「からつもの」と呼ぶほどになりました。特徴としては、絵唐津・斑唐津など六種と種類が多いことで知られています。
オススメスポットは、国の特別名勝「虹の松原」、玄界灘の国の天然記念物「七ツ釜」、豊臣秀吉の朝鮮出兵時の基地「名護屋城跡」、日本三大朝市「呼子の朝市」があります。
食では、波が高く、荒い海として知られる玄界灘でとれる「呼子のイカ」です。佐賀を代表する海の幸として有名で、イカ刺しやゲソを塩焼きや天ぷらにしておいしいですが、イカシュウマイはやわらかふっくらしていておすすめです。
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