日本最古の朝鮮式の山城「基肄城」がある三養基郡基山町
佐賀県の東端部に位置する三養基郡基山町は、鳥栖市、福岡県の筑紫野市、小郡市と隣接しており、人口の10%以上が福岡市へ通勤・通学するなど福岡都市圏の一部でもあり、福岡市、久留米市のベッドタウンとなっています。また佐賀県鳥栖市とともに、九州の陸上交通の要衝の地にもなっています。
観光スポットでは、日本最古の朝鮮式の山城「基肄城(きいじょう)」があります。城は1300年以上も前の古代に想いを馳せる基山町の象徴となっており、唐と新羅の連合軍が国内に攻めてくるかもしれないという緊迫した情勢が生まれた際に、中大兄皇子が建造しました。山全体の地形を使い周囲4キロに城壁を廻らす壮大なもので、雄大さを感じることができ、国の特別史跡に指定されています。
レジャーで出かけるなら、草スキーで有名な「基山」があります。山頂までのなだらかな斜面やスリルがある斜面が広がり、草スキーを楽しむことが出来、山頂からは、基山町内・鳥栖・そして遠くは博多湾や有明海、雲仙普賢岳まで見渡せる絶景なので、ピクニックにもおすすめです。
また「つつじ寺」と呼ばれる「大興善寺」もオススメです。本堂裏手につつじ園があり、5万本ものツツジが植えられている。面積は7万5000平方メートルあり、人工つつじ園としては大規模です。
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