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柔らかな湯ざわりが特徴の温泉がある武雄市

武雄市は佐賀県の西部に位置しており、多久市、唐津市、伊万里市、嬉野市、杵島郡白石町、大町町、西松浦郡有田町、長崎県の東彼杵郡波佐見町に接しています。
武雄市の中心には開湯1300年経つ武雄温泉があり、「肥前風土記」に登場する歴史に名立たる名湯で、古くは神宮皇后や徐福も入ったといわれております。
また、文禄・慶長の役の際には名護屋城に集められた多数の兵士が武雄温泉を訪れた際に、他の入浴客に迷惑をかけないようにと、豊臣秀吉が示した朱印状「入浴心得」が残されています。
江戸時代には、長崎街道の宿場町として栄え、歴史上名高い宮本武蔵やシーボルト、伊達政宗や伊能忠敬などが入浴した記録も残されています。
武雄温泉の楼門と新館は、日本の近代建築の巨匠「辰野金吾」設計の楼門があり国の重要文化財に指定されています。
イベントはたくさん行われていますがオススメは、春は御船山を背景に約２０万本のツツジと２千本の桜が咲き乱れる「御船山楽園花まつり」、夏は一万匹のほたるが乱舞する「ほたる祭り」、秋は国の重要無形文化財に指定されている「武雄の荒踊」があります。