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東北随一漁業の街　福島県のエリア情報

福島県は東北地方の最南端に位置する県で、県の総面積は北海道、岩手県に続いて全国
第三位を誇ります。南は北関東3県、西は新潟県、北は山形県、宮城県と接しています。
また福島県は会津、中通り、浜通りの3つの地域から成り立っており、それぞれが全く
異なる歴史と個性を持っています。

歴史面では、NHKの大河ドラマ「八重の桜」でも舞台になっている会津が中心です。幕末の
悲劇を忍んで訪れる観光客は県内随一です。県の人口は200万人を少し割ってしまいました
が、人口30万人を越えるいわき市、郡山市、次に県庁所在地の福島市、そして会津若松市が
12万人で続きます。政治・行政の面では、総理大臣こそ出ていませんが過去には、総理大臣
の座を蹴った伊東正義氏、平成の水戸黄門として、また各種大臣を歴任した渡部恒三氏
（いずれも会津出身）がいます。

経済・産業面においては、中心はいわき市、郡山市となります。いわき市は東北随一の漁港
であり、郡山市は「東北自動車道」と「磐越自動車道」という2つの高速道路が交差する
交通の拠点です。

生活・交通面では、先程の2つの高速道路を供え、各方面へ行くにも不便はありません。
生活圏は人口のところで挙げた4都市がそれぞれの広域生活圏を形成していますが、交通網
の発展により、県境地区に住む人を中心に隣県の都市を生活圏としている人もいます。

文化・スポーツ面では、会津は「ならぬことはならぬ」という昔からの教えがあり、控えめ
ながらも情に厚い人が多いと言われていますが、海に近づくにつれてこの傾向は薄れて
いくとも言われています。スポーツでは陸上の長距離でオリンピック選手を2人、箱根駅伝
の山の神を2人輩出しています。また観光面では、会津の歴史地の他、磐梯山周辺が豊富な
自然を生かして年間を通して観光客が多いです。