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古代と現代が交わる地｢出雲大社｣を有する　島根県のエリア情報

島根県は東西に長く、東の海には隠岐の島があるという広域なエリアを持つ県
です。東側、西側ともに江戸時代は｢松平家｣が統治していましたが、｢松江城｣
だけが現存天守閣として残っています。西部地区は、｢毛利家｣など山陽の歴史と
深い関わりがあり、東部は｢出雲大社｣など独自の歴史を築いてきました。
人口は約70万人ほどです。

産業は松江市を中心として、プログラミング言語｢RUBY｣を世界中に広めている
隠れITゾーンでもあります。また公共事業の依存率が高めです。交通は東西に
広いため、
自動車道の開通が盛んですが、山陽側の岡山、広島といった大都市への利便性が圧倒的に
高いのが特徴です。高齢者も多いため、マイカー所有率は高く、一家で複数の車を持って
いる家も当たり前に存在します。

東西に広いため、｢石見｣と呼ばれる西部と、｢出雲｣と呼ばれる東部では言葉も文化も全く
異なります。｢石見部｣は交通も広島方面に開けているため、言葉も文化も広島寄り、
出雲地方は大社を中心に、独立、閉鎖している雰囲気があります。

観光地は、東の出雲部では、｢出雲大社｣を筆頭に縁結びの町おこしが盛ん、隣の鳥取を
巻き込んで、山陰に人を呼び込むキャンペーンが行われています。縁結びでは松江市は
｢八重垣神社｣がお馴染み、また風光明媚な｢宍道湖｣も触ると恋が成就するウサギの
オブジェがあります。ここの夕日は圧巻です。また鳥取寄りの安来市は、｢どじょうすくい｣、国内でも有数の庭園を持つ｢足立美術館｣があります。西部は、世界遺産である｢石見銀山｣
を筆頭に、携帯電話のCMに出てきたイルカでお馴染みの水族館「アクアス」が近くに
あります。また益田には｢グラントワ｣という美しいホールがあり、津和野では雅な
雰囲気が味わえます。