月極駐車場情報ポータルサイト｜パーキングポイント

「石見銀山」で栄えた街　大田市のエリア情報

島根県の東西の中央に位置している「大田市」。古来より「石見」と「出雲」を結ぶ交通の要衝市として栄えてきた歴史を持ちます。市の北側には「日本海」を臨み、その海岸線は40㎞以上にもなり、岩場と砂場が交互に織り成し、漁業をはじめ、風光明媚な自然景観を楽しむことができ、海水浴やフィッシングの他マリンスポーツ等を楽しめる土地柄として知られています。

市の見どころとしては、世界遺産に指定されている「石見銀山」遺跡があります。「石見銀山」で生産された「銀」も品質は世界的にみても高品質と評判で、「ソーマ銀」と呼ばれ流通し、「東アジア交易」において最も信用が高かったことでも知られています。遺跡中心部の銀鉱石が産出された「仙ノ山」には「間歩」と呼ばれる600を超える坑道が確認されています。その他にも、産出された銀を運ぶ港町「温泉津」や、「仁摩」エリアの「鞆ケ浦港」から見える鵜ノ島とそこに建設された「厳島神社」や、「日本の渚百選」に選ばれた「琴ヶ浜」やガラス張りのピラミッドがシンボルの砂博物館「仁摩サンドミュージアム」やガラス工房を備えた「ふれあい交流館」などがあります。

その他にも「男三瓶」を主峰とした1万6千年以上前に噴火でできた国立公園の「三瓶山」や全国有数の湧出量を誇る「三瓶温泉」や「三瓶山」の自然を楽しく学ぶことのできる「三瓶自然館サヒメル」や、約4000年前の火山の噴火により埋没した杉の大木が、その大きさと迫力で多くの人を魅了している姿を見ることができる「三瓶小豆原埋没林」などがあり、人々に人気のスポットとなっています。

市の催事を見ると、古くからの伝統芸能でしられる「石見神楽」がありますが、市で開催される「石見神楽」は、上演団体によって「神楽のおもむき」が全く異なる面白い土地柄もあって、すべて子どもが演じる「子ども神楽」や、海辺で行われる「海神楽」など、多種多様な「石見神楽」を楽しめることで知られ、市の内外から多くの人々が訪れ催事を楽しんでいます。

市の特産品を見ると、「銀細工」を筆頭に、「温泉津町」で地元の良質な陶土を用いて作られる「温泉津焼き」や温泉津特産の「珪砂」を加工して製造される「温泉津ガラス」に、男子の誕生の前途を祝福して作られる「魔除け飾り面」などの工芸品などの他、日本海の海の幸を用いて作る「御勘弁飯」や、地元の四季を感じる伝統創作料理「無名院弁当」に、「箱寿司」や「三瓶そば」や、地元で採れる「レタス」や「トマト」、「牛肉」や「豚肉」を用いて作る「三瓶山」をイメージした「三瓶さんバーガー」といった郷土料理があり、多くの人々に親しまれています。