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142の漁港を有し全国屈指の水揚げを誇る　宮城県のエリア情報

宮城県は東北地方の太平洋側に位置している県です。地理・地域的には、非常に豊かな特色
があります。東は太平洋に面しており、西には「奥羽山脈」があります。そのため、夏は
山背（やませ）が吹き、最高気温も30度くらいと、過ごしやすい気候だといえます。

そんな宮城県ですが東北の中で唯一、「政令指定」である仙台市を含んでいます。宮城県内の
人口は230万人ほどで、そのうちの約100万人が仙台市に住んでおり、約半数が集中して
いる状態です。

2011年の「東日本大震災」により、宮城県の経済・産業は大きな打撃を受けました。特に、
沿岸部の漁業や魚の加工業などは壊滅的な被害を受けてしまいました。それでも、少しずつ
ではありますが、回復する兆しが見えています。また宮城県では、仙台の北部（大衡村・
大和町）を中心に、工業団地を作って企業を誘致しています。最近では、東京エレクトロン
やトヨタ関係の工場が実際に誘致されており、あらたな雇用を生み出しています。

生活・交通の分野では、宮城県には「東北自動車道」・「JR東北新幹線」・「JR東北本線」など
主要な交通機関が存在しています。また、仙台市では南北縦断地下鉄だけでなく、現在東西
横断地下鉄を建設中です（2013年7月現在）。

文化・スポーツの面においては、宮城県は東北の中心的な役割を担っています。例えば、
仙台に本拠地を有する「東北楽天ゴールデンイーグルス」や、Ｊリーグでも活躍している
「ベガルタ仙台」は宮城県のスポーツに活気を与えています。

さらに、宮城県は観光産業も盛んです。日本三景といわれる「松島」や紅葉の美しい
「栗駒山」、お釜が有名な「蔵王」には毎年、多くの観光客が足を運んでいます。豊かな
自然と文化、観光資源を持つ宮城県。