近畿地方の中心 大阪市24区のエリア情報
大阪市は横浜市に次ぐ全国第2位の人口を誇る大都市です。(人口約287万人H24.1.1現在)1974年に26区となったが、1989年に当時の東区と南区が中央区に、北区と大淀区が北区にそれぞれ合併したことにより現在の24区となりました。古くから「商人の町」と言われていた大阪では、豊臣秀吉が大阪城を築城し、城下町を整備され当時は江戸をしのぐ経済・金融・商業の中心地として発展しました。
「天下の台所」と称される豊な町人文化が育んだ事でも知られる大阪市では、戦後も経済に関しては東京をしのぐ立場が続き、1990年代までは9大総合商社のうち、6社が大阪本社となっていた事からも、経済の中心であったことを物語っています。
近年ではお笑いタレントを多数輩出する吉本興業の影響で、「お笑いの町」として全国に認知されていますが、お好み焼き、たこ焼きなどの食文化でも注目を集める大阪24区では外国人観光客も多く、1969年には大阪万博、1990年には国際花と緑の博覧会など国際的なイベントも多数開催されています。
2012年のビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングでは、世界47位と評価され、日本では東京に次いで2位となっています。