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最後の源平合戦の地がある街　みやま市のエリア情報

福岡県の南部に位置しているみやま市は東部には「御牧山」・「清水山」といった山々を
臨み、市内には「矢部川」・「飯江川」・「大根川」といった河川が流れています。
また「御牧山」の麓には源平最後の合戦上と伝えられている「要川」があり、傍には
春になると桜の景色が見事な「要川公園」があり現在では花見を楽しむ多くの人々で
賑わいます。

市の見どころとしては、やはり「清水寺」が筆頭に挙げられます。ここは「天台宗」の
開祖として有名な「最澄」が築いたお寺といわれています。その領内には「水墨画」の
太祖「雪舟」が築庭したと言われる国指定の名勝「清水寺本坊庭園」に、九州随一と
名高い「清水寺三重塔」などがあり、歴史を満喫できる名スポットであるとともに
四季折々の自然を楽しむことができる散策スポットとしても人気があり、市の内外から
訪れる多くの人々に親しまれています。

その他にも見どころは数多くある市ですが、源平合戦の名舞台「壇ノ浦の戦い」で敗れた
平家の落ち武者のエピソードを抱える「七霊の滝」や、同じく平家に縁のある通称
「天保古山平家一本桜」に、百畳敷きのお座敷に並べられた「梅」の「美」を堪能できる
お座敷盆梅「梅花園」に、日本最古の「舞」として700年前より伝承されてきた「幸若舞」を
継承した「大江幸若舞」の舞台として有名な「大江天満神社」など人々に人気のスポットが
まだまだ沢山あります。変わったところでは日本一の炭酸含有量を誇る「冷鉱泉」として
知られる「長田鉱泉場」も人気のスポットで、その効能を求め、多くの市民が毎日訪れる
場所となっています。

市の祭事を見ると、「要川」に残る平家伝説から多くのことを学ぶために始まり、今では
本格的な武者の行列が名物となっている「九州平家伝説inみやま」をはじめ、筑後の
奇祭として人々に人気のある「大提灯・大人形」に県内屈指の規模を誇る夏の風物詩
「みやま納涼花火大会」などがあり市の内外から多くの人々が訪れ祭りを楽しんでいます。

市はまた日本酒が特産品ですが、「筑後」を代表する酒所としても知られており、
市内には多くの酒造が存在しています。また「有明海」で獲れる「海苔」も全国的に
有名で、その他にも九州を代表する高菜のひとつ「三池高菜」は市の特産品として
全国的に有名です。