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大川家具の一大生産地として有名　大川市のエリア情報

福岡県の南西部に位置している大川市。市内には関東の「利根川」・四国の「吉野川」と
ともに「日本三大暴れ川」のひとつに数えられ、「筑紫次郎」の異名を持つ「筑紫川」が
流れています。この「筑後川」にかかる「筑後川昇開橋」は、現存する昇開式可動橋
としては日本最古のもので国指定の重要文化財になっています。

市は全国的に「大川家具」のブランドとして「家具」の一大生産地として知られて
おりますが、その他にも県の特産工芸品に指定されている「大川彫刻」や「大川組子」
・「大川総桐箪笥」など全国的に「木の匠」が数多くあることでも知られています。

市の出身人物では、昭和歌謡曲の大家、故人「古河政男」が有名ですが、生家は
「古河政男記念館」として現在もその偉業を人々に伝える場所として愛されています。
市内にある「大川公園」には「古河政男」直筆の「影を慕いて」の歌碑があることで知られ
ますが、こ こはまた花見の名所としても有名で毎年3月下旬から5月上旬にかけて
咲き乱れる「ソメイヨシノ」と「ツツジ」を見に来る観光客で賑わっています。

また市には、樹齢約2000年にもなり、太古の雰囲気を今に伝える「白鷺の樟」や
「カササギ」といった天然記念物がいることでも知られています。

「有明海」だけに生息し、5月から7月のシーズンには「筑後川」下流域まで遡上する
「珍魚」としてしられる「えつ」は市を代表する特産物としても知られており、癖のない、
脂ののった白身魚で非常に美味しく、「屋形船」の上で獲れたてを食べるのもまた
格別で市内の「夏の風物詩」として多くの人々に愛されています。その他にも「有明海」
には「ウミタケ」や「メカジャ」・「クチゾコ」といった他で見ることが出来ない独特の魚介類が
数多く生息しており、これら「有明海」の魚介料理は、珍味として多くの人の舌を
満足させています。