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弥生銀座と呼ばれる街　春日市のエリア情報

福岡県の中央部に位置している春日市は、「那珂川」と「御笠川」に挟まれている県内で
一番小さい面積の市で、比較的温暖な気候の土地柄で知られています。市名の
「春日」ですが由来は「春日神社」からきています。

市内には多くの遺跡が見られますが、中には1万年以上前のものもありますが、一番多く
出土しているものは「弥生時代」のもので、市は別名「弥生銀座」とも呼ばれています。

市には、その面積の小さいわりには数多くのため池が存在しますが、その代表的なもの
といえば「白水大池」が挙げられます。今日ではこの周辺が整備され「白水大池公園」
として多くの市民に愛されています。ここは「桜」の名所としても知られているのと、
公園の広さが「福岡ドーム」の8倍ほどの大きさであることでも有名な公園です。
他にも市民の憩いの場の公園では、「昭和天皇在位50周年」を記念して造られた
「春日公園」や国指定史跡「須玖・岡本遺跡」の発掘当時の状態を見学することが出来る
「奴国の丘歴史公園」、「ローラースケート」・「スケートボード」・「ラジコン」などを楽しむ
ことができる施設のある「天神山公園」などがあります。

市で開催される祭りとしては、「春日神社」で行われる最大の行事「婿押し祭り」が
代表的なものとしてあります。内容としては前年中に結婚したカップルを祝福する行事で、
別名「若水祭」とも呼ばれており、全国的にも珍しい行事として知られています。
その起源ですが、定かではないほど太古より今日まで引き継がれているようで、参道には
数多くの夜店が並び、多くの人々で賑わいます。その他にも「小倉地区」で行われる
奇習「嫁ごの尻たたき」や8月の夏の風物詩「ドンカン祭り」に「盆綱引き」、10月に
「住吉神社」で行われる「牛の舌餅」など風変わりなお祭りが今も尚、伝統として
開催されています。