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県内最大の水車で有名な町　八女郡広川町のエリア情報

福岡県の南部に位置している広川町。その東部には「刑部谷」の山々を南部には
「長峰山脈」を臨み、町内を「広川」が流れる町として知られています。

町の見どころとしては、「福岡県」の水の百選に選ばれた霊水を楽しめるスポットとして
知られる「逆瀬谷薬師堂」をはじめ、「水車大工」として全国的に名を馳せていた故人
「中村忠幸」氏が手がけた県内最大を誇る「水車」が大人気の「逆瀬ゴットン館」や、
春になると500本もの「桜」並木が見事で、夏には、野鳥のさえずりと森林浴を
満喫でき、「釣り」愛好者にも人気のレジャースポットで知られる「広川ダム公園」に、
町内の遺跡から出土した品々を展示しており、古墳時代を感じることができる
「こふんピア広川」などが挙げられます。

町にある「ミュージアム」は２つありますが、まずは町の歴史について数多く展示
「広川町古墳公園資料館」が挙げられます。「古墳」の周辺は緑豊かな自然が数多く
残されており、春になると「桜」の花見客が訪れるスポットにもなります。もうひとつ
地元の伝統工芸でおある「久留米絣」の作品を中心に、様々な「茶器」や「竹細工」と
いった民芸品などが展示されている「広川町産業展示会館」があります。

先の「久留米絣」ですが、その歴史はおよそ200年前にも遡ります。当時１２歳だった
少女だった「井上伝」のインスピレーションから生まれた「絣」の技法ですが、200年後の
現在にもその伝統は引き継がれており、国の重要無形文化財に指定されています。
もうひとつの伝統工芸品では「川瀬焼」がありますが、こちらはもともと素焼きの「瓦」や
「土管」・「火鉢」を作っていた技術をさらに進化させたもので、素朴な風味を醸し出す
備前系の「花器」を はじめ「徳利」に「湯飲」・「壷」などが「川瀬焼」の工芸品として
作られており人気を博しています。