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筑前の小京都で有名な街　朝倉市のエリア情報

福岡県のほぼ中央部に位置している朝倉市。市の北部には「古処山」や「馬見山」と
いった山々を臨み、市の南には九州一を誇る大河「筑後川」が流れています。
市の北西部に位置する「秋月地区」は城下町として栄えた歴史を持ちますが、
別名「筑前の小京都」の愛称で親しまれており1年を通して様々な風景を楽しむことが
できる土地柄で知られています。

市の見どころとしては、歴史を感じることができる「秋月城跡」をはじめ、日本で唯一、
御影石で建造された「眼鏡橋」に、秋月を代表する武家屋敷で座敷から臨む
「庭園」と、その背景にある山々との調和が見事な空間を作り出している「久野邸」や、
国の重要文化財に指定されており、戦国武将「黒田長政」公が寄贈したと言われ
国内最古の「朝鮮鐘」がある「円清寺」などがあります。その他にも、「桜」の名所として
有名な「杉の馬場」の傍にある「秋月郷土館」・「秋月美術館」や、こちらは県内屈指の
「桜」の名所として名高い「甘木公 園」に、古代からの歴史を感じることができる「木の丸
公園」や弥生時代中期から300年の集跡を復元した「平塚川添遺跡公園」などが
市民のいこいの場として親しまれています。

市の祭事としては、相馬藩の「馬揃え」、土佐藩の「旗揃え」と並んで「天下三揃え」の
ひとつに数えられていた秋月の伝統行事「秋月黒田鎧揃え」をはじめ、毎年8月になると
「甘木川畔」行われる夏の風物詩「甘木河畔花火大会」に、変わったところでは「三連
水車」で有名な「菱野」にある「藤井養蜂場」で主催される 「フジイのはちみつ祭り」などが
あり市の内外から多くの人々が訪れて賑わいを見せます。

その他の市の見どころとしては、その昔「筑後川」の氾濫を抑えるため建造された
「山田井堰」がありますが、現在では市の農業に欠かせない「堰」となっています。
また「隠れ家の森」と呼ばれる「大楠」はその樹齢1500年にもおよび、国の天然記念物に
指定されていますが、名前の由来は、その昔、関所を通過できなかった人達がこの
大樹に身を隠したことからきていると言われています。

市の特産品としては「あさくら堂」が販売している菓子「朝倉熟柿ふゆ」は非常に人気で、
市の豊かな土壌と恵まれた水が生んだ最高傑作品「富有柿」の独特の甘さが
この菓子には盛り込まれています。「富有柿」自体も人気があり全国的にも有名な
特産品として名を馳せています。