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1-3 自動車任意保険の必要性

任意自動車保険。損害保険会社各社の看板商品(売れ筋)であり、損害保険=自動車保険というイメージもありますよね。
自動車保険のほかに損害保険と言えば、火災保険・傷害保険などを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
それはさておき……

そもそも自賠責保険があるのに任意保険に加入する必要はあるのでしょうか?

任意保険はその名前のとうり加入はあくまで個人の判断です。『事故なんて起こさないよ!』なんて人はわざわざ高い保険料を払う必要は全くありません。

ただし、世の中で事故を起こしたくて起こしている人は一人もいません。

しかし、年間120万人近くの人が人身事故に巻き込まれています。なんと100人に1人の計算になるんです!
自分が安全運転しているにも関わらず事故に巻き込まれるケースも沢山あります。

もしも、あなたが交差点で青信号で進入したにも関わらず相手方も青信号で進入したと主張されたら……。
もしも、優先道路を走行中に脇道から急に出られたら…。

車を運転する以上、リスクは常に存在します。自分が常に安全運転を心がけていても歩行者が飛び出して来てら、車の責任を逃れることは自動車賠償責任法が存在する限り難しいでしょう。
自賠責保険だけではまかなえない額の賠償金の場合、自己負担しなければなりません。
また、自賠責保険は人身事故のみが対象の為、物損事故や盗難事故が起きても、その費用は全て自己負担になります。
最高裁の判決を見てみると、対人事故では1億円以上の判決も多く出ています。物損でも場合によっては2,000万円近い賠償判決もでます。
お金が沢山ある人でも、ココまでの自己負担は大丈夫でしょうか?

そのリスクを転嫁する最良の方法が自動車任意保険と言う訳です。

任意保険は加入すべきである。加入しないことは、人生の破綻のリスクを抱えている事になります。これは偽りの無い事実でしょう。
参考までに任意保険を加入することによって大いに助かるケースを想定してみますので、もし自動車任意保険にまだ加入されていない方は参考にてみてくださいね!

自動車任意保険に加入しているケース・加入してないケース

事故の状況 自動車保険に加入していない場合 自動車保険に加入している場合
家族が歩行中にひき逃げされた 政府補償事業に請求します。時間もかかりますし、自賠法の基準ではなく過失相殺が適用されます。上限額も自賠責と同じです。 人身補償特約に加入していれば、保険金額まで過失減額される事無く補償が受けられます。自分が運転して賠償保険を使うわけではないので、保険料はあがりません。
友達の車を運転していて
事故を起こした。
友達の車の保険が家族限定などで使えない場合、自己負担で物損を賠償します。自賠責は使えますので傷害なら120万円までは自賠責に請求して、それを超えたら自己負担です。 自分の保険の他車運転担保特約が使えます。車の管理や業務を伴わない一時使用なら保険が使えますので、賠償の自己負担の心配はいりません。海やスキーの帰りに多い事故形態ですね。
追突などの相手が100%悪い被害事故を受けた。 相手方から賠償金を受領します。 相手方からの賠償金の受領に加えて自分の加入する保険会社からも搭乗者傷害保険と言うお見舞金が受領できます。賠償保険ではないので次年度の保険料が増加することはありません。

※上記『自動車任意保険に加入しているケース・加入してないケース』は自動車任意保険全てに当てはまるものではなく、
ご加入の保険内容によっては保障されないケースもあります。ご加入の保険内容をご確認下さい。

その他メニュー

1-1 自賠責保険と任意自動車保険の違い
1-2 自動車損害賠償責任保険の必要性について
1-4 初めて自動車保険を契約する際のポイント
1-5 自動車保険を比較してみよう

※上記コンテンツは自動車保険ダイレクトより引用しております。