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自動車に関する豆知識 第3回 チャイルシートの基礎知識

平成12年4月1日、道路交通法が改正され、チャイルドシートの着用が義務付けられました。なぜって?当然子供の事故死が急増
している事が、義務化の大きな要因ではあったと思います。もし、自分が事故をした時……。
同乗していた家族を守ってくれるのは、シートベルトであり、チャイルドシートです。運転に自信があってもチャイルドシートに対して
しっかりとした知識を頭に入れて、運転してくださいね。
事故が起きてからでは遅いですから……。

チャイルドシートの必要性

チャイルドシートの必要性

チャイルドシートを使わず、抱っこしていた場合、40km/hのスピード
で壁に衝突すると、ぶつかる瞬間赤ちゃんの体重の約30倍の重さが
腕にかかります。10kgの赤ちゃんの場合約300kg。あなたはこの
衝撃でも抱えている事が出来ますか?
チャイルドシートを着用している場合に比べて未着用時は致死率が
4倍以上高くなるようです。例え義務化されていなくても、子供を守る
為にはチャイルドシートは必要だと思いますよ。

チャイルドシートの使用義務

チャイルドシートの使用義務

自動車の運転者は6歳未満の子供を同乗される際、必ずチャイルドシート
を使用する事を義務付けられています。法律上は6歳未満とありますが、
市販されているチャイルドシートは10歳程度までが利用できるものが
多く、通常のシートベルトではまだ危険だと思う場合は、6歳以上で
あっても着用するようにしましょうね。

チャイルドシートの種類

チャイルドシートの種類

チャイルドシートの種類はメーカーによってさまざまですが、1つの目安
として下記の3つのタイプに分かれます。子供の大きさや年齢に応じて
適切なタイプのチャイルドシートを利用してください。
【ベビーシート】
首の座っていない乳幼児を寝かせるタイプ。原則として後向きに
使用します。年齢の目安は新生児から10ヶ月ぐらい。体格的には
体重10kg未満、身長70cm以下ぐらい。
【チャイルドーシート】
年齢の目安は1歳から4歳ぐらいです。前向きで使用するタイプや
前、後ろ兼用タイプなどがあります。体格的には体重9kgから18kg
程度、身長は100cm以下ぐらい。
【ジュニアシート】
お尻の下に敷き、座高を上げる事で3点シートベルトをそのまま使用
します。年齢は4歳から10歳ぐらい。体格的には体重15kg以下、身長
135cm以下ぐらい。

チャイルドシートの規格

チャイルドシートの規格

道路運送車両法(第41条)により、自動車の乗車装置について、
国土交通省令で定めた技術基準に適合するものでなければ、
運行に用いてはならないこととされています。これを受けて、道路
運送車両の保安基準にチャイルドシートの性能要件が定められて
います。

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