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区域の55％が干拓地の町　岡山市南区のエリア情報

区域の55％が干拓地となっている南区。区の東には「旭川」、中央に「笹ヶ瀬川」、南部に「倉敷川」が流れており、世界有数の人造湖である「児島湖」を囲むように地域が広がっています。
また南部には「児島湾」を挟んで「金甲山」や「貝殻山」などの山々が連なっており、その風光明媚な景観は「瀬戸内海国立公園」の一部に指定されています。

人口密度は4区の中で最も高い区ですが、西日本エリアでも屈指の縄文期の貝塚があることから、その歴史は古く、江戸時代には岡山藩「池田氏」の手により干拓事業が開始された歴史を持ちます。

区の見どころとしては、古くは江戸時代から始まっており、その事業は昭和の時代まで続いた干拓事業にまつわる様々な資料を展示している「児島湾干拓資料室」や「大正」から「昭和初期」にかけての「農具」・「民具」のほか200点以上にもなる「蓄音機」が展示されている「大田ふるさと資料館／Oota蓄音機ミュージアム」や、明るい南欧風の建物や農園が10ヘクタールの敷地に数多くある「岡山市サウスヴィレッジ」に、園内にある大型遊具「子供夢が島」が子供たちに人気の「浦安総合公園」などが区民に人気のスポットとして賑わっています。

その他にも、「ジムカーナ」から「ラジコン」、試乗会等さまざまなイベントが開催される「なださきレークサイドパークや大阪市阿倍野区にある高層ビル「あべのハルカス」を望むことが出来る本州最遠の場所として知られる「金甲山」といった観光スポットが人々に人気となっています。

区内にはその他にも「岡山岡南・吉兆庵美術館」をはじめ、「武道場」や「弓道場」のほか様々な施設を持つ「岡山市総合文化体育館」や、「一般廃棄物最終処分場跡地」の7.85ヘクタールにもなる敷地を多目的スペースとして整備した「山田グリーンパーク」をはじめ数多くの文化施設があり、区民の憩いの場となっています。区の特産物には南部の干拓エリアを中心とした「米」・「麦」に「灘崎地区」で収穫される「千両ナス」・「レンコン」、「藤田地区」で収穫される「レタス」・「タマネギ」があります。