しまなみ海道が有名な町 尾道市にエリア情報
広島県の東南部に位置している「尾道市」。中世から近世にかけて、自然の良港を起点に「港
町」・「商業都市」として発展した歴史を持ちます。市の木花は日本を代表する「桜」です。
古よりら瀬戸内の交通の「要衝」として栄えてきた歴史を持つ「尾道」は「瀬戸の十字路」と評されて
きました。現在では「尾道」と「今治」とを繋ぐ全長約60kmにおよぶ架橋ルート「しまなみ海道」があ
り、この区間にある6つの島に架かる橋は「橋の美術館」の愛称で親しまれています。また、この「し
まなみ海道」は徒歩や自転車でも横断することができることでも知られ、あのCNNが選ぶ「世界で
最もすばらしい7大サイクリングコース」にも選出されたことがあるほどで、世界屈指のサイクリングコ
ースとして世界的に有名です。
市の見どころとしては他にも、「因島村上水軍」の拠点となったことで知られる「青影山」や、「村上
海賊」の貴重な資料を展示している、日本で唯一の水軍城で有名な「因島水軍城」に、天然記念
物の「猿公淵」や、1年を通じて「尾道」の情緒漂う町並みを楽しめて、春には桜が絶景で、「大林宣
彦」監督の新・尾道三部作「あした」のロケ地としても知られる「兼吉の丘」などがあり、多くの人々に
人気となっています。
市には他にも、工房尾道帆布「ステンシル体験」や、自分だけのオリジナルの仏様を作れる「持光
寺」での「にぎり仏体験」に、キャンプやアスレチックなどを楽しめる「尾道マリン・ユース・センター」
や、「尾道水道」の「クルージング」や「尾道屋形船」に、多くの海水浴客でにぎわう「しまなみビー
チ」の他、数多くのプレイスポットがあり多くの市民に愛されています。
市のグルメといえば、全国的に有名になった「尾道ラーメン」を筆頭に、高級魚として人気のある
「おこぜ」や、砂肝が入っている一風かわったお好み焼きの「尾道焼き」に、「因島」の銘菓として有
名な「はっさく大福」などがあげられます。市の名産品としては、帆船の帆に利用された布を用いて
作成した「尾道帆布」の他、尾道ブランドの地酒「潮の響」や、「タマガンゾウビラメ」の天日干し「で
べら」に、「因島」産の「はっさく」を用いて作った「はっさくゼリー」などがあり、観光客のお土産とし
て人気の品となっています。
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