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ツルの渡来地で有名な出水市

出水市は鹿児島県の北西部、熊本県との県境に位置しており、県内の阿久根市、薩摩川内市、さつま町、伊佐市と熊本県水俣市に接しており、北西は八代海に面しています。人口はおよそ55,000人の町で、江戸期は薩摩藩の外城制度によって数多くの薩摩藩士が郷士として住んでいました。
出水市といえば、ツルの渡来地として有名ですが、渡来するほとんどがナベツルです。ナベツルは中国、モンゴル、ロシアなどで繁殖し、世界の生息数はおよそ1万羽と推定されていますが、その約90％が出水市で越冬しています。
迎える市も約75トンの小麦や大豆などを与え、外敵に襲われることがないよう浅く水を張った湿地のねぐらを用意するなど手厚く対応を行っているとのことです。
出水市の誇るものを紹介します。
箱崎八幡神社には高さ４メートル、直径3．4メートル、重さ5トンの大鈴があります。
八坂神社の日本一のお地蔵様は、台座を含めると4．15メートルあります。
鶏肉・鶏卵の生産額は国内2位となっています。地元で生産された安心安全な鶏肉と鶏卵を使ったご当地グルメ「いずみ親子ステーキごはん」があります。