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癒しの里、菊池渓谷が自慢の街　菊池市のエリア情報

「熊本県」の北部に位置している菊池市。市内には夏になるとその美しい蛍の乱舞が人々を魅了する「合志川」に河川敷に広がるコスモスが美しい「追間川」に県北最大級の「菊池川」の3つの河川が流れています。市はまた、「平安時代」から４５０年間にわたり「菊池一族」の城下町として栄えてきた歴史を持ちます。城下町の散策には「菊池の人力車」を利用した観光コースがあり情緒あふれる城下町の散策をするのに人気となっています。
市の見どころとしては樹齢600年を誇り、県の天然記念物に指定されている「クスノキ」がある「正観寺の樟」や、菊池15代当主の「菊池武光」が菩提寺として建てたといわれている「熊耳山正観寺」に、明治の文豪「徳富蘆花」の婦人「徳富愛子」生誕の地にある記念の石碑などの他、菊池一族にゆかりのある史跡が数多くあります。
市はまた石橋が多いことでも知られており、名工として知られる「橋本勘五郎」による「永山橋」をはじめ「迫間橋」・「立角橋」の他10数基の石橋があります。
市内にある「菊池渓谷」はその広さが1,180haにもおよび「憩いの森」として市民に愛されており、「日本森林浴の森百選」・「日本名水百選」の他数々の自然百選に選ばれている自慢の渓谷で、「黎明の滝」や「天狗滝」・「竜ｹ淵」、「四十三万滝」・「紅葉ケ瀬」といった見どころがあります。
市のイベントを見ますと春は「イチゴ狩り」にはじまり、「武者祭り」や「菊池養生園祭」、６月には「二鹿来川」・「渡瀬川」で見ることができる「蛍狩り」に夏の風物詩「菊池白龍まつり」、秋には菊池一族24代の武者行列が伝統行事の「菊池秋祭り」に冬になるとこの地区に立ち寄った「菅原道真」が、結婚式を祝ったという故事にちなんで、行われる「稗方菅原神社」の伝統行事「稗方嫁とり祭り」など1年を通して楽しめる催事があります。
市の特産品としては、日本一の栄冠に輝いたこともある「米」を筆頭に「ヤーコン」や生産量日本一を誇る「かすみ草」に、糖度14度以上にもなる「メロン」など豊富な農産物が自慢です。