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シロヘビが天然で生息する街　岩国市のエリア情報

山口県の最東部に位置する岩国市は、周辺を、光市・柳井市・周南市・
玖珂郡和木町・熊毛郡田布施町、広島県の大竹市・廿日市市、島根県の益田市・鹿足郡吉賀町と接しており、南側は瀬戸内海に面しています。

岩国市と言えば錦川に架かる木造のアーチ橋「錦帯橋」ではないでしょうか。橋の長さは、橋面に沿って210メートル、直線で 193.3メートル、幅は5メートル、橋台の高さは6.6メートルで日本三名橋や日本三大奇橋に数えられており、巻きガネとカスガイを使った「木組みの技法」で造られています。春は桜、夏は鵜飼いや花火の夜景、秋は城山の自然林の紅葉、冬は雪化粧と、四季折々の色彩豊かな景観が楽しめます。

錦帯橋を城下に見る「岩国城」は初代岩国藩主の吉川広家が、横山の山頂に築城しましたが、幕府の一国一城令により、築城より僅か7年後には取り壊しとなり、政務は山麓の居館で行われました。
現在の四重六階の桃山風南蛮造の天守は1962年に外観復元されたもので、かなり小さいですが最上階からの見晴らしは最高です。天守内には刀剣や武具甲冑類が展示されています。
岩国城へは歩いて行く場合1時間はかかるため、ロープウェイを使って山の上にある城まで行くことをお勧めします。

最後に金運・開運アップを望む方向けの絶好の場所が岩国白蛇神社です。名前の通り白蛇がいる神社なのですが、実は白蛇は岩国市にのみ生息する蛇で、1924に生息地が国の天然記念物の指定を受け、その後、学術的にも貴重であることが認められ、1972年にはシロヘビそのものが国の天然記念物となりました。
白蛇は長さ180cm程度、性質はおとなしく人に危害を加えることもありません。現在自然界の白蛇は数が少なくなったため、岩国市では保護施設を設けて飼育、増殖を図っています。