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緑・花・彫刻の街・宇部市のエリア情報

南側を瀬戸内海に面している宇部市は、県の南西部に位置し、西側は山陽小野田市、東側は山口市、北側は美祢市に接しています。瀬戸内海には海の玄関口で重要港湾に指定されている宇部港があり、空の玄関口で特定地方管理空港の山口宇部空港があり、宇部市は山口県内の交通の要所となっています。

宇部市発展の礎は、明治期以降の石炭産業の振興により築かれ、その後のエネルギー需要構造の転換にもいち早く対応し、近代的な工業都市へと変ぼうを遂げており、現在も瀬戸内有数の臨海工業地帯となっています。
ただし、その後急激な工業化の進展に伴い生じた、「ばいじん公害」に対し、産官学民一体となった「宇部方式」による公害対策に取り組み環境改善を図かりました。そのひとつに「緑化運動」、「花いっぱい運動」、「宇部を彫刻で飾る運動」などの市民運動が展開され、現在では、街路樹が10万本を超えるまでに増え、野外彫刻が宇部市の自然とまちに溶け込んでいます。

最後におすすめの観光情報です。
オススメは「ときわ公園」です。常盤湖を中心に広がり、誰でもが楽しめる緑と花と彫刻に彩られた総合公園で、登録記念物にも登録されています。東京ドーム40個分と広大な園内は四季折々の自然美に彩られ「日本の都市公園100選」や「さくら名所100選」・「美しい日本の歩きたくなるみち500選」、しょうぶ苑が「池坊花逍遥100選」にも選ばれている景観の美しい公園で、園内には生息環境展示が特徴の「ときわ動物園」、観覧車やメリーゴーランドのある「ときわ遊園地」、UBEビエンナーレ彫刻の丘、ときわミュージアム世界を旅する植物館があります。