別府湾の恵みを享受する町 速見郡日出町のエリア情報
大分県の中部に位置している「日出町」は「別府湾」を囲む山々を抱く町として知られており、また近年は「大分市」・「別府市」のベッドタウンとして栄えてきました。
「海の城下町」の愛称で親しまれる町には多くの見どころがあります。豊臣家ゆかりの史跡として知られる「日出城跡」周辺にはかつての城の姿を彷彿させる「二の丸館」をはじめ、日出藩「木下家」の菩提寺「松屋寺」や国の指定重要文化財である「的山荘」などが観光スポットとして有名です。
町にゆかりのある偉人には日本を代表する音楽家「滝廉太郎」がおり、彼の一族が代々日出藩に仕え、藩を支えてきました。また「成清博愛・信愛」兄弟が藩の文教の礎を築いた人物として知られています。
町の「大神地区」は太平洋戦争当時、人間魚雷「回天」の訓練基地があったことで知られ基地跡を散策する人のために整備された「回天大神訓練基地記念公園」や「回天神社」など回天作戦に携わった戦没者を祀る神社があります。
町の体験スポットとしては家族で楽しめる遊園地「ハーモニーランド」をはじめ、テニスコートや海水浴場がある大型施設「糸ヶ浜海浜公園」に、ローズガーデンが壮大な家族で楽しめる「大神ファーム」に「ザビエル道」の名で親しまれる「経塚山」と「七ツ石山」の間を通る峠道「西鹿鳴越道」などがあります。
町の特産品を見ると別府湾内の海水と真水が混じる汽水域で育つ「マコガレイ」が「天下の美味」として全国に名を馳せる「城下カレイ」をはじめ、「鱧」や「豊後ちりめん」といった海産物の他、大分を代表する焼酎「二階堂」が有名な特産物として挙げられます。
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