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団扇生産量一番丸亀市のエリア情報

金毘羅五街道で一番栄えた「丸亀街道」のある丸亀市は、香川県の中西部に位置しており、北側は瀬戸内海国立公園、南側は讃岐山脈となっています。また瀬戸内海には塩飽諸島の本島、広島・手島・小手島・牛島などの島々があります。
丸亀市の由来となった「丸亀城」は市の象徴となっています。現存12天守のひとつ丸亀城は、小ぶりではあるが三重三層の全国でも珍しい木造天守として知られていますが、丸亀城でもっとも有名なのは高さ約60メートルの石垣です。４層の石垣は「扇の勾配」と呼ばれる美しい曲線美が印象的で、「日本の100名城」にも選ばれています。
丸亀市には全国生産量ナンバーワンのものがあります。それは「団扇(うちわ)」で、「丸亀団扇」として有名で全国生産量の9割を誇っています。うちわ生産の起源は、金毘羅参りの土産物として親しまれ、参拝者で全国から訪れた人が持ち帰ったことで名声が広まったとのことです。
うちわの勉強をされたい場合は、「うちわの港ミュージアム」がいいでしょう。「丸亀団扇」の歴史や文献などが展示してあり、実演コーナーでは体験教室もあります。さらに「丸亀団扇」だけでは無く、全国の主なうちわを展示しておりうちわの総合博物館となっています。