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タオルと言えば今治市のエリア情報

愛媛県北東部に位置する今治市は、高縄半島の東半分と芸予諸島の南半分の島しょ部から構成されており、人口は松山市に次ぐ愛媛県下2位です、昔は村上水軍が活躍したことで有名ですが、瀬戸内海に面していることから海上交通の要衝として海運業が発達しており、さらに造船業も盛んです。
今治市の代表といえばタオルでしょう。タオルの生産は全国で約55％のシェアを誇ります。タオル生産の起源は、明治27年に綿ネル機械を改造して、タオルの製造を開始したことから始まります。現在織機台数が約3,200台で質量共に日本一を誇り世界各地で愛用されています。
タオルを学べる場所として「タオル美術館」があります。地元のタオルメーカーによって建てられた、タオルとアートが融合した日本でも珍しい美術館です。館内にはタオルの製造工程を見学できるコットンロード、目を見張るタオルアートの数々レストランやカフェ、ヨーロピアンガーデンなども併設しています。
今治の特徴瀬戸内海には広島県尾道市を結ぶ約60kmのしまなみ海道(正式名：西瀬戸自動車道）があります。瀬戸内海の島々は、9本の橋が架けられており、各橋には自転車歩行者専用道路が設置おり、サイクリングや徒歩でも楽しむことができます。
景観を楽しむ場合は「亀老山展望公園」が良いでしょう。瀬戸内海国立公園に指定されている公園で、展望台からは日本三大急潮に数えられる「来島海峡」や世界初三連吊橋「来島海峡大橋」などを眺めることができます。
陸地側では、日本三大水城と呼ばれる今治城をオススメします。藤堂高虎が1604年に築城した今治城は全国的にもまれな海水を堀に引き入れた珍しい城です。天守閣最上階まで上がれば展望台となっており、そこからの眺めは今治市街地を一望できます。