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『ベタ踏み坂』で有名になった水の都　松江市のエリア情報

山陰のほぼ中央に位置している松江市は、「宍道湖」をはじめとした「中海」・「堀川」など多様な水域に恵まれた水郷都市として知られており、その気候を見ると冬に雨が多い「北陸型」と夏に雨が多い「北九州型」の中間型として知られています。

市の史跡を見ると、2015年7月に国宝に指定された別名「千鳥城」の名で親しまれている「「松江城」が筆頭に挙げられます。最上階の望楼からは、松江市街や「宍道湖」が一望でき、「城山公園」は、【日本さくら名所100選】に選ばれた桜の名所としても有名ですが、桜の他にも四季折々の自然を満喫でき市民の憩いの場として愛されています。その「松江城」の周りを流れる「松江城」築城の時に作られた「堀川」は現在、松江城下に広がる古き懐かしさが漂う風景や森の自然や堀の景観について1年を通じて四季を楽しむことができ、周遊スポットとして人気の観光名所となっています。

その他の見どころとしては、神社の障壁画としては日本最古といわれる壁画がある「八重垣神社」や、水の都「松江」を象徴する、日本の夕日100選にも選出された「宍戸湖」に、その湖畔に「水と調和」をテーマに建設された「島根県立美術館」や、松江の歴史と文化を今に伝える「松江歴史館」に、2013年12月に、車のＣＭで放送され『ベタ踏み坂』として日本全国にその名を轟かした「江島大橋」などがあります。

市にはまた日本最古の美肌温泉として有名な「玉造温泉」を筆頭に、水都を堪能できる「松江しんじ湖温泉」や、出雲神話の故郷「熊野大社」に隣接し、日本庭園をイメージした「岩風呂」や「大理石風呂」を楽しめる八雲温泉「ゆうあい熊野館」などがあり市の内外から「訪れる人々で賑わっています。

市の特産品を見ると、「日本三大そば」の一つに数えられる「出雲そば」を筆頭に、山陰の冬の味覚の代表格「松葉ガニ」や「ノドグロ」、汽水湖として有名な「宍戸湖」で採れる臭みのない「寒ブナ」や「シジミ」があります。宍戸湖では多彩な魚介類が獲れることから、その中でも特に珍味とされる「スズキ」「モロゲエビ」「ウナギ」「アマサギ」「シラウオ」「コイ」の７種を「宍道湖七珍」と言い、市の名物として多くの人々に人気となっています。

その他にも具材が大きく、地元の「黒田セリ」や「春菊」などの葉物が入っているの「おでん」は「松江おでん」の名で市の名産品となっており、その「松江おでん」に「うどん」を入れた「おどん」も名物となっています。