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福山合戦の地として有名な街　総社市のエリア情報

岡山県の南西部に位置している総社市。市内には県３大河川の一つに数えられる「高梁川」が流れており、市の東部は「岡山市」に隣接し、南部は「倉敷市」に隣接しており、瀬戸内海式の温暖で雨が少ない過ごしやすい気候で知られています。

市の見どころとしては、２．８kmにわたる鉢巻状の城壁が特徴的な「鬼ノ城」をはじめ、「タンチョウ」の保護と繁殖を目的に作られた施設「きびじつるの里」や、「吉備」地方の大首長の墓として知られる前方後円墳「こうもり塚古墳」に、「太平記」に記載されている「福山合戦」の地として全国的にその名をとどろかせている「福山城跡」や「総社」の名前の由来となった社がある「総社宮」のほか数多くの見どころがあり人々に人気となっています。

その他にも、清流と紅葉の景色が人々を魅了する県指定の名称として知られる渓谷「豪渓」の他、歩くと幸福になれるといわれる遊歩道「幸福の小径」や、自然観察を満喫できるハイキングコース「総社ふるさと自然のみち」といった自然環境があり、多くの市民の癒しのスポットとして人気となっています。

市のイベントを見ると、毎月7月に開催され、清流音頭や花火で癒される夏の風物詩「清流まつり」をはじめ、力石を持つ時間の長さを競い合う力比べの夏の恒例行事「「力石総社」」に、「太鼓」や「郷土芸能」、「神楽」といった伝統芸能で楽しむまつり「温羅まつり」の他様々なイベントが毎年開催され市民の楽しみの一つとなっています。

特産品としては岡山を代表する果物、｢清水白桃｣が有名で、ほかにも白かんしょの一種である「きびみどり」や苺に葡萄、現在の赤飯のもとになったといわれている「赤米」の他、市の名物「玉どうふ」から作られた「古墳ぜんざい」や、画聖として有名な「雪舟」が総社の「宝福寺」で修行していた際の逸話で、『柱に縛られたまま、自分の流した涙で「ねずみ」の絵を描いた』という話にちなんで作られた「雪舟もなか」などがあり、人々に人気の品となっています。